膝が痛くなる原因は何だと思いますか?

・年齢のせい?(軟骨がすり減ったり、筋肉が落ちた)

・昔より体重が増えて膝にかかる負担が増えたから?

・運動不足?

・姿勢が悪いから?

 

思い付く事はたくさんあると思います。

 

ズバリ、

膝が痛くなる原因は、日常生活や運動をするときの

“動き方”にあります。

 

例えば、

トレーニングで最も多い

「スクワットで膝を痛める事件」

 

これは、膝だけを曲げる(膝が前に出ている状態)トレーニングになっているからです。

 

膝だけが前に出ることで、全体重が膝に集中します。

これにより、相当な負荷が膝にかかり、

痛みや怪我をしてしまうのです。

 

痛みや炎症が出る流れは以下の通りです。

膝を痛めないために重要なのは、

膝の負担を減らしていくかです。

 

では、膝の負担は何をしたら増えるのか?

 

膝は足首(足関節)と股関節(骨盤)に挟まれている関節です。

 

なので、

足関節か股関節のどちらかの動きが悪かったり、

足関節と股関節の両方が悪くても

その間の膝関節にかかる負担は増えてしまいます。

 

よくある例は、

足が外反母趾(親指が人差指側に傾いてくる)になっており、

同時に内反小趾(小指の爪が外側に向いている)になっている。

 

さらに、浮き指(足の人差し指〜薬指が床から浮いている)になっているケースもあります。

 

こうなると足のアーチ(土ふまず)が本来の仕事(衝撃吸収)ができないので、

膝や骨盤、腰や肩にまで負担を与える事になります。

 

なので、足は体を整える上で重要な場所です。

(足関節だけを専門で治療する先生もいるほど。)

 

 

股関節(骨盤)はどうしたら膝が悪くなるのか?

・ガニ股(O脚)になっている。

・椅子に座って脚を組む。

・座りっぱなし、ベッドでゴロゴロしている。

 

これらは、骨盤のズレや股関節の硬さを作りだす原因です。

 

骨盤がズレて起こる膝の負担が増えること

・膝ばかり使い、立ち座りを行うようになる。(スクワットなど)

・お尻の筋肉が使えなくなり、体がフラフラしてしまう。

・骨盤が安定しないので、背骨が曲がり猫背になってしまう。

 

これだけで、歩くたびに膝の負担は増えていく事になります。

長時間のウオーキングができない人の大半は骨盤か足首に問題があります。

(どちらもある場合がほとんど。)

 

ちなみに、

病院や整骨院の先生から膝が痛いのは、

「体重が増えたせいです。」

って言われた経験はありませんか。

 

これは、嘘です。

 

私自身の体を使って実験しました。

2018年2月から2018年8月までの約6ヶ月で、

体重を約30kg増やしました。

そこから体重100kgを維持しています。

今までにこんな実験をした人はいないでしょう。

 

せいぜい、体重が増えても5kgくらい。

30kg増えた私が膝が痛くないのなら、体重は関係ありませんよね?

 

そもそも、

私の場合、両膝の半月板は切除手術でほとんどなく、

前十字靭帯(膝が前に出るのを防ぐ)は切れっぱなし。

 

そんな私の膝が痛みもなく、O脚にもなっていない。

 

それは、トレーニングで正しい動きができており、

最低限の筋肉があるからです。

姿勢も意識して良くしました。

 

膝が痛くない体は、この流れで作り出す事ができます。

 

これ理解したうえで、運動を行なってくださいね!

 

ただし、

やるか、やらないかはあなた次第です!