こんにちは
福岡市・糟屋郡粕屋町を中心に活動しております
福岡初!膝の痛み改善専門ほりもとパーソナルトレーニングスタジオ
代表兼パーソナルトレーナー
堀本 高良(ホリモト タカヨシ)と申します。
各業界や専門家など多くの人がコロナ後の世界
「アフターコロナ」を予想しています。
というわけで、
勝手ながら僕も関わりがあるフィットネス業界の今後を
予想していきたいと思います!
まず、
新型コロナウイルスがある程度、
収束していけばフィットネスクラブをはじめ、
スポーツジムなどの運動施設の解禁が始まります。
そこで大手クラブは、
広告費をかけて大々的に顧客獲得(集客)を行い、
減ってしまった会員をどうにか戻そうと
躍起になるはずです。
しかし、
これまで営業をしていない分、
少しでも経費を削りたい経営陣がとる行動は、
次のような手段になるのではないでしょうか?
【 大手クラブの対応予想 】
・売上の悪い地域からの撤退(店舗数の削減)
・従業員の削減(リストラや減給・残業代カットなど)
・インストラクターの契約廃止
・業務委託しているトレーナー等の報酬低下(報酬割合を下げる)
・スタジオやプールなどの施設閉鎖
全国チェーン店などは、
身内切りをするのは、先日出ていたコナミスポーツの記事を見れば
ある程度想像できるのはないでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200512-00178114/
↑その記事になります。
では、
個人経営のジムも含めてこれから行うであろう
対策や戦略はどういうものが予想できるのか?
・価格破壊レベルの安売りが始まる(会費・オプション料・パーソナルトレーニングなど)
・縛りがキツくなる(退会などの)
・無人の時間が増える24時間ジム化が増えていく
・無料だったものが有料化していく(ロッカーやマッサージ機、お風呂など)
大手のスポーツクラブでは、今回書き入れ時の春のキャンペーンを打ち出すことができず、
新規会員を増やせずにいます。
そんな中、緊急事態宣言が解除されればやることは、顧客集めです。
新聞の折り込みチラシやネット広告など
大々的にキャンペーンが始まります。
さらに、
これを加速させる要因になりえる可能性を高くしているのが、
24時間ジムなどの格安なジムの存在です。
こちらも余力の残っている企業は、
広告にお金をかけることは予想できます。
では、
どのようなキャンペーンが行われるのか?
・入会金無料!◯ヶ月まで会費半額!
・数人で入会すればキャッシュバック!
・◯月中の入会なら各種サービス・商品の割引!
・無料体験チケットをばら撒く!
個人経営のジムなら
無料体験会とかも始める可能性は十分にありますね。
【 懸念される問題点 】
今回のコロナショックで少なからずスポーツクラブに
悪い印象を持っている人もいます。
そんな中で大々的な広告は叩かれやすい格好の的になるでしょう。
炎上商法ができる大手ならいざ知らず、
個人はなかなかに厳しいと思います。
お客様や地域の方からの理解を得る活動も
これから絶対に必要になります。
その準備を怠ってしまうと…
なんとなく想像がつくと思います。
では、
契約しているフリーランスやインストラクター、
契約社員(非正規)やアルバイトは、
どうなっていくのか?
簡単に言えば、
他に仕事(収入源)を持っている人は、
大手から手を引くでしょう。
従業員も一緒です。
他にいい条件の会社があれば乗り換えることが
十分に予想できます。
なので、
大手のフィットネスクラブは、
深刻な従業員不足と顧客不足を同時に迎えるわけです。
考えただけでゾッとします。
しかし、
悪いことばかりでもないのです。
今回のように健康を守る、確保する
流れが世界中で起こってきます。
さらに、
運動をしたい!
という気持ちを溜め込んでいる人も大勢います。
これらの人々に信頼してもらえる企業作り、
運営・経営方針を決め、
スタッフをはじめ、お客様にしっかりとご理解いただければ
アフターコロナを乗り切っていけるのではないでしょうか?
やれることはたくさんあります。
・蜜室を作らないよう環境を整備する(換気設備や空気清浄機)
・消毒や清掃を念入りに行う
・検温や体調管理の把握を徹底する
・利用時間や人数を制限して営業する
入会時や施設利用者の持病や既病歴などの
把握もこれから重要になってきます。
これらを怠ってしまうと大きな事故や
感染拡大など大事件に繋がりかねないと思います。
企業は、売り上げを上げて、
利益を増やすことが1番の目的になってしまうのは、
分かりますが、
目先の少ないお金ではなく、
将来を見越した上での対応をしてほしいと願っています。
というわけで、
今回は、勝手にアフターコロナ後のフィットネス業界を予想してみました。
だいたい皆さんの想像通りだったかもしれませんが、
これからは、『在り方』が問われる時代になることは間違いありません。
むしろ、もう始まっているんです。
情報を精査し、何が最善なのかを見極めて
行動に移していきましょう!
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
これからも皆様に価値ある情報をお伝えできるようにしていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。