こんにちは
福岡市・糟屋郡粕屋町を中心に『100年歩ける身体作り』を目指し活動しております
福岡初!膝の痛み改善専門ほりもとパーソナルトレーニングスタジオ
代表兼パーソナルトレーナー
堀本 高良(ホリモト タカヨシ)と申します。
【世界一難しいと言われた運動習慣を簡単に手に入れる方法とは?】
今回のテーマでもある「運動習慣」の獲得について話していきたいと思います。
習慣を研究している科学者のほとんどが口をそろえて習慣化しにくいモノといえば、
この「運動習慣」があります。
そもそもなんで、運動が習慣化しにくのでしょうか?
それは、ぼく達の脳に秘密があります。
ぼくらの脳は、狩猟をしていたころから常に生存競争を行ってきました。
今、住んでる場所を離れることで全く食料が手に入らないのではないか?
いつもと違う場所に行くことで危険があるんではないか?
と僕たちぼご先祖様は、生き残るためになるべく現状維持をすることを
ぼく達の遺伝子、つまり脳に本能として深く刻み込んでいったのです。
例を挙げてみましょう。
この2020年もあと2ヶ月弱で終わってしまい、
もうすぐ2021年になります。
毎年、年始に目標を立てて「今年こそは絶対に5kgヤセるぞ!」とダイエットに励む
目標を立てる人が大勢います。
しかし、
このダイエットに成功する人は、全体の10%にも満たないのです。
それは、なぜか?
理由は先ほど述べた「脳」にあるから。
ダイエットをはじめるということは、
新しい取り組みをする必要があります。
・食事制限や食べるモノを変える
・新しく運動をプラスした生活を送る
・いつもよりも長い睡眠時間の確保
この他にもジム通いやサプリメント、飲み会や食事会を断る
または、セルシーな食事とお酒を控えるなど
人それぞれのダイエット法で痩せるために頑張ると思います。
ですが、
これが間違いだったんです。
ぼく達は何かを始める時には、大々的にやってしみがちです。
ダイエットでいうなら、
いきなりスポーツクラブやフィットネスクラブに入会して右も左も分からずに
とりあえず、ランニングで汗を流す。
自転車(バイク)を漕いで満足して帰る。
とダイエットには適していない方法を選択しているケースがほとんどです。
そのため、結果が出ずにジムに行かなくなって結局やめてしまう。
そんなサイクルにハマっていませんか?
この難しい運動習慣を獲得するには、いくつかのルールがあります。
①難しいルールにせず、楽にかつ簡単に達成できる目標を作る
②運動をはじめる前に運動をしなくなる言い訳やできなくなる問題を先に書き出しておく
③全てを手軽にすぐ始められるように準備をしておく
この3つのルールをこなすだけで簡単に運動習慣を身に着けることができます。
では、一つずつ解説をしていきますね。
①難しいルールにせず、楽にかつ簡単に達成できる目標を作る
分かりやすいダイエットをまた例にあげて話をしていきますが、
ダイエットを始める時に、「今日から炭水化物をたべない!」「甘いモノを絶ってヘルシーなモノしか食べない!」
とかなり高い目標設定やルール作りをする人が多いのが現状です。
しかし、先ほどもお伝えしたようにぼくらの脳は急激な変化を嫌います。
今まで普通に食べていた食事を急に変えたり、毎日運動をはじめると絶対に抵抗をしてきます。
では、どうしたらいいのか?
それは、簡単かつクリアしやすい目標を立てるのがポイントです!
例えば、
・食事にサラダを追加する。
・毎日1回以上スクワットをする。
・しゃもじ1一杯分お米を食べるのを減らす。
とかです。
これくらい簡単かつすぐに取り掛かれるくらいも行動をすることで習慣になっていきます。
だって、痩せるまで毎日断食したり、10kmのランニングとか続くと思いますか?
正直、無理ですよね。
だからこそ、続けるためには楽にできていしまうくらいの目標が良いんです!
②運動をはじめる前に運動をしなくなる言い訳やできなくなる問題を先に書き出しておく
これもかなり重要なルールです!
あなたも経験があると思いますが、目標を決めたときにいきなり行動したら思わぬアクシデントや問題が発生してしまい、
挫折してしまったことは、ありませんか?
目標達成には、この起こりえるかもしれない問題を事前に予想し、
それに向けての解決策が必要になります。
例えば、
同僚から飲みに誘われるかもしれない。
残業で帰りが遅くなるかもしれない。
週末は疲れが溜まってしまい、やる気が出ないかもしれない。
と思付く運動ができなくなる、やりたくない理由を先に書き出して
その対処法を用意しておきましょう。
・必要のない食事に誘われたら予定があると断る。
・残業になりそうなら午前中のうちに運動をしておく。
・忙しいときは達成可能な低い目標設定をしておく。
(腕立て10回とかスクワット10回とか。)
たったこれだけでも自分が普段どんな生活を送っているか、
習慣化できない理由などが分かっていいかもしれませんよ。
③全てを手軽にすぐ始められるように準備をしておく
これが一番重要と言ってもいいかもしれないルールです。
とにかく僕らは、めんどくさいを避ける傾向にあります。
これは、脳のリソース(処理能力や判断力)をあまり使わないようにしたいからと言われています。
ぼくらの脳は、24時間フル稼働すると原理力発電所1基分のエネルギーが必要になるともいわれており、
日常生活でも多くのエネルギーを消費しています。
というか、原発1基分でどんだけやねん!!と思うけど、それを口から摂取するのはまず無理ですよね。
では、
どうすればいいのか?
面倒なことは先にかたづけてしまう。または事前に準備をしておけばいいのです。
例えば、
朝起きて水を飲むときめたら枕元に水の入ったペットボトルを用意する。
朝、運動するならトレーニングできる格好で寝るまたは、すぐ近くに着替えを用意しておく。
ジム通いをするなら前日の夜に玄関にシューズやウエアなどを用意しておく。
などの手間を事前に省くことで習慣化しやすいことが分かっています。
たったこれだけで?と思うかもしれませんが、
この小さな積み重ねが継続できるかどうかの境目になってくるのです。
ということで今回は運動習慣を身に着ける大事な3つのルール作りをお話ししてきました。
これから運動習慣をつくりたい!
ジム通いを習慣化したい!
コロナで運動する習慣が消えてしまった。
という方はこの方法を試してみてはどうでしょうか?
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
これからも皆様に価値ある情報をお伝えできるようにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。